2009/12/06 日本を出国しシンガポール経由でインドへ入国 [出国]

7:15 自宅出発。福岡空港国際線へは今年3度目となる。だいたいの到着時間は解るようになった。こちらは冬独特の曇天なのだが、あまり厚着もできないため少し肌寒い。今晩には赤道に近い場所まで南下することになるため仕方あるまい。
8:20 空港内に到着。何故か混雑している。どうやらどこかの高校の修学旅行集団がいるらしい。お土産を買った後、急いでチェックインカウンターの長蛇の列に並ぶ。妻に並んでおいてもらい、途中銀行で引き落としとドルへの外貨両替を行ってくる。
9:30 今度は搭乗口付近が長蛇の列である。こちらも先に妻に並んでおいてもらい、チェックインが済んでから合流した。今回はなかなかゆっくりできないドタバタ出国となってしまった。
9:50 加えて荷物checkで整髪用ジェル、歯磨粉、制汗スプレーが機内持ち込み不可のため(100ml以上の液体はダメ)、妻を呼び出し持って帰ってもらうことになる。これらはトランクに入れておけば良かったと後悔。。。
10:10 シンガポール航空に乗り込む。修学旅行生はどうやらシンガポールに向かうようで賑やかに並んでいる。機内で騒がないかと多少不安だったが、離陸の際に歓声が少し上がった程度で、機内では割と静かに過ごしてくれていたので気にならなかった。
12:30 昼食が振舞われた。量がそれ程多くなかったので丁度良い。機内食は、動いていないのに食べなければいけないのでたいがい満腹になってしまう。Good napを得るために、赤ワインを少々頂いた。デザートのアイスクリームがこういう機内ではやけに美味しく感じる。
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15:45 ビデオを見たり、隣の二人組の女性客とちょっとした会話を楽しんだり(シンガポール経由でバリ島に遊びに行くとのこと)して過ごすとあっという間に到着した。窓から眼下を見下ろすと整然とした街並みが見えてきた。世界有数のclean cityと言われるだけある。いったん入国手続きを行うこととした(日本とは時差-1時間)。
16:30 乗り継ぎまでにまだ時間があるため、街中に繰り出してみることに急遽決めた。3000円分のみシンガポールドルに両替して、無料シャトルバスに乗り込んだ。
16:50 案内のおじさんが偉く話し好きで(昔ツアーコンダクターをしており世界を旅していたとのこと)。こちらの人は英語が得意みたい。中国語も話せる人が多いし、見た目は東洋人が多いのであまり違和感がない。また噂通り街中にはゴミが殆ど落ちていないのだ。チューインガムは売買禁止だし、ポイ捨ては罰金だ。日本も見習うべきだと思った。
17:10 街なかの中心地で降車した。そこはショッピングモールのような場所で何でも揃っている。
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有名なマーライオン像も近くにあったようだが、あまり大したことはないと聞いたことがあるので、敢えて出かけず、モール内で時間を潰した。レストラン街は盛況で多くの店が出店している。小腹も空いていたので、飲茶をつまんだ。
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ぶらぶらと歩きながらシンガポールの買い物事情を偵察してきた。日本のそれと変わりないくらいの品ぞろえである。行き交う人々は台湾と雰囲気が変わらない。当然日本人ではない訳だが違和感は少なかった。女性は基本的に化粧は薄いかしていない(イイ感じだ)。
18:30 帰りのシャトルバス乗り場に出向いて空港まで戻った。無料というのが何とも有難かった。
19:30 福岡でチェックインと荷物は預けてあるので、出国手続きを済ませて、インターネット(空港内はワイヤレス接続できる)でメール確認など行った。JOTの投稿論文の修正を登録しかけていたのだが、途中で失敗してしまい時間切れとなる。インドでインターネットが再開できるのはいつになるかと不安になった。
20:20 搭乗ゲートに向かう。入口からかなり歩かされた(空港が結構広い!)。
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こちらをジロジロ見る東洋人組がいたが特に気にしなかった。
20:40 出発までまだ時間があるのでカウンター前のインターネットスペースで今から向かうコインバトールの観光情報を調べてみる(何と!地球の歩き方にも載っていない所なのだ)。あまり大きな街ではないらしいが治安は悪くなさそうだったので安心した。
21:30 シルクエアーというシンガポールエアラインの関連会社の航空機だった。座席に向かう途中、先ほどジロジロこちらを見ていた東洋人が日本語で話かけてきた。コインバトールには学会でイカレルノデスカ?福岡空港で私を見かけていたらしく(何で覚えているんだろう?)同じ目的ではないかと思っていたそうだ。彼らは中国人で産業医大の近くのひびきの学園都市にある早稲田大学院の留学生たちだった。何とも奇遇だ。コインバトールの大学で学会があるそうだ(システム情報関係とか言っていた)。せっかく声をかけてきてくれたので名刺交換をしておいた。
22:30 機内ではちょっとした食事が振舞われ(スチュワーデスの衣装がなかなか良かった)、飲み物も何度もお代わりをくれる。結構親切だった。
23:30 そうこうしていると目的地に到着(シンガポールと時差が-2.5時間)。歩いてゲートまで向かう。小さな空港だ。
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預けたトランクをおじさんたちが荷台を押しているのがすぐそこで見える。こじんまりとした所だ。インフルエンザのcheckを済ませ無事入国完了。トランクはすでに置かれていたのでピックアップして出口に向かう。
24:15 空港出口では病院の担当者(夜勤の事務の人だったみたい)がネームカードを持って待っていてくれた。さすがにこんな夜中に一人でホテルまでたどり着けるかは不安だった(というかどこに泊まるのかさえ知らされていなかった)。彼の案内で私が2週間お世話になるMKロッジといういわゆる安宿(それなりに清潔そう)に20分程度で到着した。
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24:30 ロッジの人はもう寝ていたが入口で声をかけると起きてきて部屋に連れて行ってくれた。明日は朝7時に出発したいという旨を告げ、病院の人と別れた。もう遅いので荷物を開けてシャワーを浴びて就寝した。長い一日だった。
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